総務省が値上げを指導? 携帯販売はカオスだ 4月中旬。大阪・門

総務省が値上げを指導? 携帯販売はカオスだ 4月中旬。大阪・門真市のパナソニック本社にほど近いソフトバンクショップには「最大58.3万円大還元」のポスターが貼られていた(撮影:梅谷秀司)  昨年、安倍晋三首相の指示で始まった、総務省による携帯料金値下げの有識者会議。 アイフォン6シャネル値下げを目的に行われた議論だったが、今はなぜか総務省による「値上げ」の指導が行われている。まさにカオス。 ルイヴィトンiPhone6ケースなぜこうなってしまったのか。  4月5日、総務省はNTTドコモとソフトバンクに対し行政指導を行った。 シャネルiphone6s plusケース15日にはKDDIに口頭注意を実施。各社とも、行き過ぎた料金の値引きがあったとして、販売の是正を要請したものだ。 アイフォン6エルメス  総務省は3月25日に、有識者会議でまとめた「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」を公表(適用は4月1日)。ガイドラインが規制したのは、毎月の割引によって端末代金が著しく安くなる「行き過ぎた端末購入の補助」。 iphone6ケース割賦で支払う端末代金分を月々の通信料から割引する「実質ゼロ円」(2年間利用すれば端末をタダで買ったことになる)が代表例だ。  4月1日にはオンラインや直営店の直販価格について、携帯3社に報告を求め、4月5日には、4月1日~7日における販売奨励金(携帯会社が販売代理店に支払う)の報告を追加で求めていた。 シャネル iPhone6sケース報告によると、販売価格はソフトバンクが多くの機種で実質ゼロ円を下回り、ドコモは実質648円、KDDIは1万0800円、一部の店舗では実質ゼロ円販売をしていた。 ■ ソフトバンクは総務省にかみついたが… iPhoneSEが「低価格化」で狙う果実とは何か アップルは発売して1カ月も経たないiPhone SEについて、一律5000円の値下げを行った。 ルイヴィトンiPhone6sケースこれは年初より進行している円高ドル安の影響と見られ、約132円だったドル円レートは、約120円に修正されている  アップルの最新スマートフォン「iPhone SE」は、iPhone 5sのデザインに、iPhone 6sの性能を盛り込んだモデルだ。初めてiPhoneを購入する人や大きな画面を好まないiPhone 5sユーザーにとって、価格の安さと高性能さを兼ね備えた、選びやすいデバイスと言える。 ルイヴィトンiPhone6ケース  一方、すでにiPhone 6以降のモデルに慣れているユーザーにとっては、ディスプレーのサイズとクオリティから、満足感は得られにくい。  だが、実はiPhone SEには、ハイエンドモデルより重要な、アップルの新しい戦略が込められている。 サンローランiPhone6ケース ■ 通常の販売周期から外れたiPhoneSE  アップルが目指す新戦略については後述するが、その前にアップルがディスプレーサイズが4インチのSEを投入した意図をおさらいしておこう。  アップルは初代iPhoneを投入して以降、年間1機種ないし2機種を7月から9月に発売し、1年間継続して販売する、非常に単純な製品サイクルを堅持してきた。 プラダ iPhone6ケースおそらく、4.7インチ、5.5インチモデルとその後継機種は、今後も9月発売を守っていくことになるだろう。  しかし3月発売のiPhone SEはそのサイクルを崩した。 シャネルiphone6sケース加えて、iPhone SEは、すべてのiPhoneユーザーもしくはアップルファンを相手にしている製品でもない。その点に対して、熱心なアップルファンほど、疑問の声を上げがちである点も事実だ。 iPhone6ケースだが、そうした声が聞こえれば聞こえるほど、アップルにとっては狙い通りなのかも知れない。  iPhone SEを単純に説明すると、「最新の性能」、「小型を好むユーザーのための4インチディスプレー」、「iPhoneとして、これまでにない低価格」の3点を実現したスマートフォンだ。 6Plusケースシャネルアップルにとって、最も戦略的だったのは、3点目の低価格の部分だろう。SEは、16ギガバイト(GB)モデルで399ドル、64GBモデルで499ドルだ。 iPhone6ケース香水風  対して、4.7インチの6sは16GBモデルで649ドル、5.5インチの6s Plus 16GBモデルは749ドル。2014年発売で現在も併売が続くiPhone 6 16GBモデルも549ドルに設定されている。 プラダ iPhone6ケース画面は小さいものの、6sと同等の性能で250ドルも安い価格設定は、インパクトのある数字だ。  日本市場でもSEはオトクだ。 iphone6ケース ブランドアップルは4月22日、発売して1カ月も経たないSEについて、一律5000円の値下げを行った。これは年初より進行した円高ドル安を反映したもの。 超人気iphoneケース約132円だったドル円の換算レートは、約120円に修正された。 ■ 中国では売れている?   この安さが影響をしているのだろう、iPhone SEは発表後、中国市場で340万台以上の予約を得たと見られている。 シャネル iPhone6sケースiPhone 6s・iPhone 6s Plusの予約数が、3日間で1300万台だったことに比べれば、低調な出だしと言うべきかもしれないが、それでも大きな数字だ。  おひざ元の米国市場では、Apple StoreでもSEが手に入りにくい状態が続いているが、最も販売が期待できる中国市場へ、在庫が振り向けられていることが原因ともみられる。 ルイヴィトンiPhone6ケース その中国市場では、iPhone SEが一定のインパクトを与えつつあるようだ。DIGITIMESの記事によると、台湾のスマートフォン部品のサプライチェーンの話として、iPhone SEの発売による影響を指摘している。 超人気iphoneケース中国スマホ向けにカメラモジュールを供給しているメーカーは、予測の7割から8割のオーダーに留まっているという。 中国やインドにおいては、50ドル台からスマホがあり、5.5インチ液晶と64ビットオクタコアCPUを備えるモデルも100ドル台前半で手に入る。 iPhone 6ケースこうした市場においては、4インチのiPhone SEの399ドルという価格はまだ高い。それでも、中国のスマホメーカーの販売を圧迫しつつあるとの見方が出てきた点は、興味深い変化だ。 シリコンiPhoneケース iPhoneの新モデルが登場すると、すぐさま分解され、使われているパーツが分析される。調査会社のIHSによると、iPhone SE 16GBモデルの原価(部品と組み立てのコスト)は160ドルと試算された。 シャネルiphone6 ケース販売価格は399ドルであることから、239ドルが儲けとなる。  各社はどのように販売していたのか。 アイフォン6シャネルまずはソフトバンクだ。電話番号を変えずに携帯会社を変えるMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)向けの「乗り換え割パワーアップキャンペーン」を4月1日から実施した。 シリコンiPhoneケース  従来の「のりかえ割」の月々432円(24カ月間)に加え、一人で乗り換えると450円、家族で乗り換えると家族全員に900円の割引額が上乗せされるため、多くの機種で実質ゼロ円を下回っていた。総務省は4月5日、宮内謙社長に宛てた要請書の中で「可及的速やかに是正し、その結果を書面により総務省に報告すること」とした。 Ray-Ban  ソフトバンクは同日にリリースを公表。「業界首位のドコモが機種変更とMNPの端末代金を実質数百円程度と低く設定しているため、スイッチングコスト(解約料や転出手数料、および新規契約事務手数料。 iphone6携帯ケース約1万5000円)を考えると、ソフトバンクは実質ゼロ円を下回らなければ勝負にならない」という主張を展開した。  「ソフトバンクが総務省に反論した」と一部メディアは色めき立った。 シャネルマフラー